老化や若返りを楽しむアプリであり、様々なエフェクトがリアルタイムで楽しめるFaceAppですが、少し前からプライバシーポリシーが怖すぎるということでネットでも話題です。
プライバシーポリシーを確認してみる
データについての取り扱いについて書いてあるのは下記の通り
「FaceAppに対し、お客様はユーザーコンテンツおよび、付随して提供した名前、ユーザー名、肖像を、現存並びに今後開発される全てのメディア形式およびチャンネルで使用、複製、変更、適応、公開、翻訳、派生物の作成、配布、出版を、世界的に永久的、非独占的、非取消、無償で付与することになります。」
サービスを利用した結果得られた情報については下記の通り
「お客様が本サービス上、また本サービスを通じてユーザーコンテンツを投稿もしくはそのほかの方法で共有する場合、お客様のユーザーコンテンツ並びにユーザー名、位置情報、プロフィール写真などといった関連情報が一般に公開されることを理解するものとします。」
ちょっとだけ解説してみる
データの取り扱いについて
自分の手を完全に離れるということを考えればいいと思います。付属して「提供した」とされる名前とか肖像とかすべてのものを無償で公開されて、いつの間にか配布されているっていうことでしょう。
サービスを利用した場合
コンテンツ(アップロード写真や全項目の得られた情報)に加えて、名前や位置情報やプロフィールなどの関連情報を勝手に公開してもいい権利を有するって解釈で良いと思います。
更にかみ砕いて説明してみる
サービスを使わせてあげる代わりに、写真に付属するすべての情報を全部FaceAppがもらいます。著作権とか肖像権とか関係ないです。全部FaceAppのものです。そして勝手に個人情報などを売ったとしても文句は言わないでください。
アップロードデータの取り扱い
更に怖いことは続きます。機種によるかもしれませんが、カメラへのアクセスを許可すると同時に、カメラフォルダへのアクセスも許可する場合が多いです。というか同一になっている場合が多いです。結果的にカメラフォルダを閲覧していると考えるならば、免許証のコピーなどがカメラフォルダに入っていた場合に、勝手にアップロードされていれば個人情報が商用利用可能です。
何がアップロードされているかわからない
普通に考えれば、カメラ情報のみと考えがちですがそんなことはありません。すでに様々なアプリケーションで個人情報のの抜き取りが完了しています。今では超有力アプリになりつつある「TicTok」ですら有名人の裸写真を抜き取ったことがありました。中国製アプリやロシア製アプリが怖いとは言い切れませんが、何に使われているかわからないものは怖いという気持ちは常に持つとともに、免許証コピーなどは写真フォルダには入れておかないように気を付けておきましょう。