音声認識だけで書く誤字雑事ログ

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本当にレジ袋が環境対策になったのか、今考えるべきは「釣り人」を裁くことだ

こんな題名にしたら叩く人が多いかもしれないが、近年の環境対策で最もやるべき事柄は「ネット」「綱」「碇」などの釣り具に対しての対策を行わなければいけないのではなかろうか。今回は資料を基に話してみようと思う。

 

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出典:中央環境審議会循環型社会部会プラスチック資源循環戦略小委員会(第3回)
https://www.env.go.jp/council/03recycle/y0312-03/y031203-s1r.pdf

 

ポリ袋は重量も容積も0.5%しかない

まず認めなければいけないことは、日本は確かに他国に対してゴミを輸出しているということだ。これはプラスチックの処理が自国では追い付かず、他国に対して処理をお願いしているのが現状だといえる。排ガス問題の時などに京都議定書を守るために、他国にお願いしていたのと同じ状態が現在のごみ問題で出ているのだろう。ここは確実に覚えておかなければいけない。しかしポリ袋問題としては0.5%でしかないのだ。 

 

最も多いものは何なのか

上記資料を基に見ていくと、漁に使う綱やロープ、ブイなどで50%の重量を占める。容積でいえば30%超であり、この規制をすることで最も効果を発する。そして飲料ペットボトルが意外と多いことに気づく。私たちの生活に密接にあるものを規制するのであれば、ペットボトルが有効であり、釣り人に対しては重い処罰を与える法律を作るのが理想的だったのだ。

 

釣り具関連の放置は本当に多いのか

Youtubeで検索をすると意外とヒットするものは多いが、スイチャンネルさんが有名ではなかろうか。

【港の海底ゴミ拾い#2】根掛かりしたエギやルアーが、わずか一カ月で大量…Pick up trash to protect corals and the sea

 

時々閲覧をしているが、このチャンネルでは基本的に上記のようなルアーや綱などを潜水しながら掃除をしている。その中で最も面白いと思ったのは、ウニが環境汚染してしまう可能性があるので駆除するシーンがあり、食べれるかと勘違いするが「中身はほぼないのでタイなどのえさになってもらう」というのは初めて知ったことで感慨深いと感じた。

 

ルアー等のごみは多いのは他のチャンネルでもわかる

廃釣り堀の川でルアー大量GET!!!!2018年最後のトレジャーハント!!!

 

近代のトレジャーハンター「宝探しチャンネル」でも川や海のルアーなどの放置は多いことがわかる。このチャンネルでは宝探しと称して、川の掃除を行ったり、海の掃除を行ったりしている。見つけたものは警察に届けているようだが、閲覧してみればわかるが「釣り関連の放置物」は多い。後は海辺の場合は「アルミ缶」が圧倒的に多いことがわかる。 

 

マイバッグは正義ではない 。身近なところからやるべき事

確かにポリ袋有料化の話が出たからこそ、このような記事を書いているのも事実だろう。そのきっかけになったのであれば確かに施策としては有効かもしれない。しかし本当にやるべき事柄は、ペットボトルからの脱却なのかもしれないし、むしろ釣り関連の放置物をどうやって無くしていくのかの方が有効だといえる。最近ではマイバッグの方が二酸化炭素排出量が多くなるような統計もあり、マイバッグを使わない動きが活発化しているのも事実だろう。

 

流行としてマイバッグ・マスクはありだけど有効性はない

しっかりとこの辺は意識していた方が良いと思われる。流行としてのマスクは確かにアリだとは思うが、あくまでもファッションでありウィルス対策にはならないのは事実であった。今巷でつけているのは「エチケット」なだけで有効性はない。同様にマイバッグは一時の流行だという認識は覚えておくべきであり、プラスチック軽減の有効な対策ではないことは覚えておきたい。そのうえで自分たちに何ができるかを考えてもらいたいものだ。