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 3月23日、多くのAndroidアプリにおいて急に起動できなくなったり、強制終了したりする不具合が発生した。この不具合が発生した場合は、Google Playストアから「Android System WebView」(以下「WebView」)や「Chrome」を最新版にアップデートすることで解消できる。

 

どんな不具合?

 今回の不具合は、WebViewやChromeの機能を利用するアプリが起動直後、あるいは特定の操作を行うことで強制終了するというものだ。コミュニケーションアプリ、スマホ決済アプリ、ゲームアプリなど、非常に幅広いアプリに影響が出ている。

 

WebViewとは?

 WebViewは、その名の通り他のアプリにWebコンテンツの表示(Webブラウザ)機能を提供するためのシステムアプリで、Chromeと同じWebブラウザエンジン「Chromium(クロミウム)」をベースに開発されている。

 最近のスマホアプリは、ユーザーインタフェース(UI)をWebコンテンツと同じ方法で構築していることがある。アプリ内の「ヘルプ」や「サポート」機能でWebコンテンツそのもの(HTMLファイルなど)を表示することもある。しかし、UIやWebコンテンツの表示をするためだけにアプリ内にWebブラウザのプログラム(コード)を組み込むことは効率が悪い。

 そこで、多くのアプリはUIやWebコンテンツを表示するために“裏側”でWebViewやChromeを呼び出す。あくまでも裏側で行われていることなので、アプリのユーザーがそのことを意識する場面はそれほど多くない。

 

原因と対応策は?

 不具合の原因は、3月23日早朝(日本時間)に行われたWebViewとChromeのアップデートだ。アップデートに何らかの不具合があり、両アプリを利用するアプリに問題が波及したものと思われる。

 Googleも早期にそれを認識し、3月23日夕方(同)に両アプリを更新した。Android端末で急にアプリが起動できなくなったり強制終了したりするようになった場合は、Google Playストアから両アプリの最新版をインストールすることで不具合を解消できる。