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最近はやりの「週休3日制」に見るパフォーマンス向上という名のメリットとデメリット

どうもこんにちは。最近では佐川急便やヤフー、トヨタなどが週休3日制を表明して休みが増えるのではないかと言う嬉しいニュースが巷では流行です。さて本当にそれがメリットなのかデメリットなのか。考えていきましょう。

 

「年収6割でも週休4日」という生き方

 

週休3日制導入の背景

単純に考えてほかの企業よりも休みが1日増えますから企業イメージは向上します。離職率を下げる目的にも使われることでもあり、働き方改革のメリハリに対応しているという目で見られますから、それだけで企業は選ばれやすくなる背景があります。当然少ない時間で作業をしてくれると企業は考えるわけですからパフォーマンスがよくなると結び付ける経営者はいます。

 

労働者に対してのメリット

  • 離職者の減少(選ばれやすい企業イメージ)
  • パフォーマンス向上(少ない時間で最大限のパフォーマンス)
  • プライベートな時間を確保しやすい(平日休みがあるので銀行にも行きやすい)
  • 仕事を超えた勉強時間の確保(英語、資格、専門職の勉強)
  • 子どもや家庭などのリスクの受け入れ
  • 出勤ストレスの軽減(5日と4日では満員電車のストレスは変わる)
  • インフルエンザ、コロナなどの感染症対策への軽減(身を持て体感)

こう考えたらメリットが多そうに見えてきます。  

 

パフォーマンス向上という目で見た時のデメリット

「1日10時間制」にするか「1日×週分の給料を下げる」で帳尻を取るかを基本的に迫られます。企業側としては「1週間(5日)×8時間」によって給料を払っているわけですから上記のようになってきます。

給料は下がるけど休みが欲しいと考えるのであれば一考の価値はありそうですが、大体の人たちは転職の時に給料を考えますからこの辺の価値観が重要でしょう。

 

導入企業が少ないから選ばれるだけ。長期的には意味がない

企業イメージは導入企業が少ないから選ばれます。週休3日制が通常の人たちの日数とは乖離しているからこそ、休みが欲しい人たちが選ぶ。しかし全部の企業が週休3日制になった場合にイメージ向上はあり得ません。 

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学生に見た時のパフォーマンス向上

人は体感した時に初めて経験としてアプトプットされてきます。知識だけでは意味がない。学生だった人も、学生の土曜休み導入を見ていた人たちも多いわけですから、今回はこの議題が面白いのではないかと思います。

 

果たして土曜休みにして学力は上がったか

現在は土日休みになっていますが、その昔は土曜日は午前中は学校に行くのが普通でした。この時に考えられた背景は今回の話と似ているのではないでしょうか。本当に学生は学力が上がったのか、そして考えられる人間(プライベート時間の向上と資格などの勉強向上)になったのか。答えはNOだと個人的には思います。  

 

勉強時間・就業時間はイコールパフォーマンスではないけど

今回の週休3日は給料を切り下げる施策でしかないと個人的には思います。労働者の稼働時間を減らすことで、機械にアシストをさせられる部分をアシストしていく(AI導入)。これによるメリットの方が大きいと判断したのではないかと個人的には思います。 

休日が楽しみになる昼ごはん

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