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歴史上のどの時点においても、暴力が富の再配分を保証するのに必要だった

今回はまともな話。暴力はダメですというのは幸せな国の証拠であり、教育によって成り立っているように見えるが、実は本能的に平等だと客観視している現状です。不平等になったら解消する方法は言葉ではなくどの時代も暴力だったという話。

 

暴力と不平等の人類史: 戦争・革命・崩壊・疫病

 

歴史上どの時点においても暴力が富の再配分を保証するのに必要だった

石器時代から現在までの歴史の中で、多くの不平等が暴力によって解消されてきたという事実をウォルター・シャイデルは「暴力と不平等の人類史」の中で語っています。歴史上のどの時点においても、暴力が富の再配分を保証するのに必要だったということは普遍的な事実とのこと。 

 

上位1%のお金持ちに損害を与え、富の再配分を行う方法

社会を平等にするための大惨事には「大衆動員もしくは交戦状態」「変化を起こす力を持った革命」「国の崩壊」「疫病」という「4人の騎手」が存在するとのことです。

 

第二次世界大戦も大衆動員が不可欠だった

そもそも大衆動員といわれるとピンときませんね。大衆動員とは「国民を導引して何かすること」なのでそのまま徴兵だと思えばいいと思います。国民は不平等の温床となりますが、お金持ちから税金を多くとり再配分するという結果になりました。 

 

コロナがパンデミックになると富の再配分につながる

コロナウィルス収束へ向かうことを信じていますが、パンデミックにつながってしまうと労働者の減少につながります。結果賃金テーブルの見直しが行われ、1人当たりの労働対価が上昇。結果的に1%のお金持ち(雇用主)から多くの金額が支払われて富の再配分へとつながります。 

 

人は何かと戦っている

戦争はしたくはないものですし、暴力は振るいたくない。ただ人は歴史上何かしらの戦いをしています。直近ならウィルスの暴力と戦っているのが現状です。緊急事態宣言は強制力を持たせれば戦争で使うことができる危険な宣言でもあるように、フランスはコロナウィルスに「宣戦布告」をしてロックダウンを行いました。人は何かしらの暴力と常に戦っているのです。 

 

暴力は悪ではあるが訴える力でもある

治安が悪いのは良いことだとは思いません。ただし彼らは何かしらの訴えをもって生活をしているという点では、選挙に行かない日本人よりまともな人間です。その方法が暴力という最後の方法しか持ち合わせていないのが残念ではありますが、人間の歴史の中で暴力は悪ではあるが訴える力であることは理解した方が良さそうです。