どうもこんにちは。
iPhoneの目覚まし機能で朝起きる人は多いのではないでしょうか。その中で疑問が生まれます。なぜiPhoneのスヌーズ機能は9分間隔なのか…。調べていくと歴史的背景がありました。
仮説①デジタル表示でも時間間隔を分からせる説
例えば10:30にアラームをセットしたとしても、10:40と10:20では10:x0が同じの為、デジタル時計ではほぼ見分けがつかないのです。つまり分かりやすくするという名のもとにこの機能を付けているというのが説の根拠となります
答えはNoです。アナログ時計でも同様に9分間隔のものもあり、デジタル特有の9分間隔ではありません。さらにApple独自の機能で9分に設定されているものでもなさそうです。
仮説②スムーズに用意するためのおまけ機能
10分に対して1分おまけをつけてくれているので、焦らない!というのが根拠となりますが、そもそもとして時計は正確な時間を把握するツールとなりますからこの根拠もNoです。もしも私がこの機能を付けるのであれば、10分に満たない2分間以内でランダムなときに鳴らします。人はルーティン化されていないほうが焦りを感じますからね。
仮説③桁数により何回目かがわかる
9分間隔の場合、1回目のスヌーズでは「10-1=1回目(9)」であり、2回目の場合は「20-2=2回目(8)」で桁数を見れば何回目のスヌーズなのかがわかるようになっているというのが仮説の根拠。
答えはNoです。この仮説が出た背景にはiPhone3GS~4の時に日本でインド式掛け算が流行ったからです。9×5=(10×5)-(1×5)であり、一桁ずらせば分かりやすいというのがありました。ただ日本で話題になる前に世界的に発売をしているモデルであると共に、仮説①にあるようにApple独自の機能ではなく、アナログ時計にもついていますから答えはNoです。
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たぶんコレ
理由はアナログ時計でのバネ問題です。アナログの目覚まし時計を持っている人はやってみてほしいが、アラームをセットするときに今から1分後をセットするのは意外と難しいのはわかると思います。最近のものだと秒針や分針がぬるっと動くタイプも存在していますが、基本はカチカチカチッと動くタイプの為、バネありきで時間設定がされていきます。つまりアラームONのタイミングは0秒で針が動くためカチッと動いたタイミングになるが、スヌーズの場合は1分中のどこかとなり、10分後は不可。10分後を設定するには仕方がなく9分に設定されているのが正解です。
最後に
どうだったでしょうか。意外と知らないことは多そうです。なんで9分なのと言うのは歴史的な背景があり、更にこの9分を知ったのはiPhoneを使った人が疑問に思いネットに投稿するのが始まりでした。つまりiPhone特有と勘違いをしたユーザーであり、更にネット検索をする人たちが掛け算のように組み合わさった結果「9分はiPhone特有」と言う記事につながっていきます。面白いですよね^^
豆知識:スヌーズは居眠りの意味
スヌーズと言うと、日本人は「スムーズ」と勘違いしやすく、なめらかに何かする事のような感覚がありますが間違いです。あくまでもスヌーズは居眠りの意味です。スリープとは若干意味合いが異なりますが、この部分は学校では教えてくれないですよね^^