GoToキャンペーンの東京除外に対して、一部の人たちが「東京都民が悪い事」「そもそもそれだけ出ている人が悪い」のような東京都を攻撃する意見が見受けられます。しかし本当に東京都民が悪いのでしょうか?今回はそんな話。
確かに東京都のコロナ感染者数は多い
この事実は受け止めなければいけなくて、ほかの都道府県に比べてぶっちぎりです。しかしこの密接な環境と言うのは、発展の象徴であることは理解しなければいけません。のどかな風景に対して、都会のビル街。この2つの風景を見て「誰が悪い」と言えるのでしょうか。のどかな風景には良さがありますし、ビル街には金持ちになる夢があります。そもそもこの2つを比べることが間違いです。
東京都に居ると人に接する機会は増える
東京に行ったことが無い人たちがいるのではないかと思うぐらいの話になりますが、大体の東京と呼ばれる場所に行った場合、自分の県よりも人が多いと感じることが多いのではないでしょうか?そもそも人が多い場所なので、普通の生活をしているだけで人と接する機会が多いのです。その分ビジネスがしやすいという背景があります。つまり「望む望まないに関わらず接する機会が多いのが東京」と言うことになります。
夜の人「だけ」が悪いのか
この部分は絶対に言わなければいけないですが、夜の人「だけ」が悪いわけではありません。夜の人が多いのは事実ですが、それでも通常の感染者はいます。しかしメディア的にも、SNS的にも誰かを攻撃したいと感じる現在。彼らが悪いという風潮の元、「自分たちは悪くない」のような考え方をしている人が居るのも事実です。
都会に住んでたら仕方がない事
私自身、東京・大阪・名古屋・福岡などに住んだことがありますが、明らかに東京は別格です。確かに大阪の一部のにぎやかさは東京に迫る部分がありますが、にぎやかさは全くの別物。あまり大きな声では言えませんが、名古屋・福岡・神戸などはレベルになりません。平日の表参道を歩いていて「今日って何かお祭りあるのかな?」と感じるのが東京都民以外です。それくらい人が多いってこと。渋谷の駅前はYouTubeなどを見ればわかりますが明らかに人が多いことはわかるでしょう。それが平日ですよ?
東京都&都民が原因ではない
発展している場所に行ったら悪いのかと、そこに住むことが悪いのかと。さらに言うなら、のどかな生活をしている人たちがえらいのかと。都民も「税金」とか出してはいけません。確かに事実かもしれませんが、税金よりなによりも、環境によって施策が変わるのはどう考えても愚作です。行きつく先は「東京進出やめよう」です。間違っても日本の象徴である「首都」なのです。
日本人なら東京に行きたいはアイデンティティ
首都で働きたいとか、首都に行きたいというのは日本人としてあるべきアイデンティティだと思います。日本人なら一度は富士山を見たいと言うのと同格にあるのが「首都」でしょう。その根幹たる思想が揺らぐ施策だけはやめてほしいとともに、自業自得論を提唱しているような、ある意味の日本人としてのアイデンティティを失った人たちにはなりたくないと個人的には思います。