音声認識だけで書く誤字雑事ログ

なるべくキーボードを利用せずに自分の言葉で伝えるブログ

遺伝子組み換えで最強の子供が作れるなら作りたいと思いますか?

最近、有能な遺伝子「おばけ遺伝子」を持っている人は政府として、その遺伝子を保管した方が良いというちょっと攻撃的な意見が世間を賑わせ居ます。確かに有能な遺伝子は後世に語り継ぐのが理想的ですが、果たしてその方向性は正しいのかと言う話。

遺伝子検査キット<GeneLife Genesis2.0(ジーンライフ ジェネシス)>解析項目数 約360項目

やりすぎると「白人」「黒人」問題になる

遺伝子的な優勢と劣勢が出た場合には、白人が強いとか良いとかの意見に近しくなります。黒人の思想とかそういうものは関係なく、あくまでも劣等種として扱われるのは正しいとは思いません。しかし良い遺伝子と、悪い遺伝子。または、組み替えられた最強DNAと、自然に生まれた弱いDNA。そんな戦争が起こりえる可能性があります。

 

分かりやすいアニメは「ガンダムSEED」

第1話|前編|ガンダムSEED【ガンチャン】

コズミック・イラ70
血のバレンタインの悲劇によって地球・プラント間の緊張は一気に本格的武力衝突へと発展した誰もが疑わなかった、数で勝る地球群の勝利。が当初の予測は大きく裏切られ、戦局は疲弊したまま既に11ヶ月がすぎようとしていた。

 

ガンダムSEEDの物語の核は「人工種」VS「自然種」

話は元に戻るが、政府として「優勢な遺伝子」を保管することが正しいのかと言うと答えは何とも言えない。確かに後世に残せばオリンピックで活躍するだろうし、論文をガンガン発表していけば日本の地位も上がる。またかっこいい日本人ができてきて、かわいい日本人は世界中に重宝されるという意味では残すべきだろう。しかし、果たして最強種の子供は最強種たるものなのか、そして私たちは精子の時点で強かったから・生き残ったから良い遺伝子だったのかと言われるとそれは違う。 

親子DNA鑑定(父子、私的)

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種の繁栄ではなく種の固定になる

そんな話の中、多様性は認められる傾向がある。今回の話に矛盾していくが、子作りの本分は種の繁栄になる。しかし、最強遺伝子の作成を行った瞬間に「種の固定」となり新しいものが作られることは無い。これは由々しき事態になることは想定しておかなければいけない。 

 

突然のウィルスに弱くなる

なぜ種の繁栄を行うかと言うのは、実は最強遺伝子を作るためではない。多様化することにより死滅するのを防ぐ目的がある。例えば最近の「コロナウィルス」だったとしても、コロナに強い遺伝子を持っている「可能性」があれば世界規模で死者が増えたとしても生き残ることが可能だろう。同様に何かしらの死滅する可能性があったとしても、それに強い遺伝子があれば子孫は残すことが可能である。 

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つまり最強遺伝子は存在しない

50.FINAL PHASE 選ばれた未来

この言葉には語弊があるかもしれないが、強い遺伝子と言うのは「この環境が続くなら」強い可能性がある遺伝子だろう。環境の変化に弱い遺伝子になる可能性が多くなり、種の固定に行きつく可能性がある。覚えておきたいのは、親がいくら優秀な遺伝子だったとしても、子供は優秀な遺伝子にならないということだ。ただし親と違うからこそ、違う部分で力を発揮するということであり、これが多様性に至る。子供は親を超えることができないが、違う部分で親を超える存在になりえるというのは覚えておくと良いだろう。