どうもこんにちは。最近飛散防止膜を普通に触る人たちを見て、触ったら意味ないというよりは逆に危険でしょって思いながら後ずさりする管理人です。
今回はクラウドファンディングを使って新規事業を起こしたのではなく、継続のために使ったという不思議な案件についてのお話。
最近お涙頂戴系【応援】クラウドファンディングが多い
コロナウィルスの影響で、売れなくなった商品を応援という名のもとに売りさばく不思議なクラウドファンディングが最近はやりです。北海道牛乳に始まり、地鶏などの業者が次々とショッピングサイトのようにクラウドファンディングで支援させています。
応援と販売は違う
販路拡大に関しては個人的にはすごく前向きであり良いことだとは思います。実店舗販売で難しくなったからネット販売で日本中に販売するのは理にかなっています。ただ買うことが応援をすることではないのではないでしょうか。確かに彼らの収入になることは変わりがないですが、応援と販売は違います。
何か新しいことをしたのか!?
個人的にはクラウドファンディングは新しい取り組みに使ってほしい。お金は無いけどアイディアはあるということに使ってほしいと思っています。
ある芸人の支援の話
ある芸人はお金がありませんでした。結婚式を挙げたいからとクラウドファンディングに頼ります。大阪の花やしきを1日貸切るという壮大なプランでした。この支援は達成されます。ここには達成のギミックがあり、この芸人からしたら「新たな取り組み」として「花やしきを貸切る」プランを私たちは支援をしています。支援をされる側も新しい取り組みとして出していることが重要です。販路拡大とかではなくね…。
何か新しい取り組みをしたかと再度問います
実はお涙系クラウドファンディングは様々なところで疑問視されています。アベマニュースだったかとはおもいますが、牛乳業者が出てきたときにコメンテーターから「なぜクラファンだったのか」に対して答えられない業者が出てきました。地域から頑張ってと言われた、これがきっかけで買ってくれる人が増えたという答えをしている業者でしたが、それは間接的な価値であり直接的な答えになっていません。何かしら新たな取り組みをしたのか不明です。
あくまでもリターンはリターンで支援内容ではない
本質的な部分を皆さん見ましょう。買って支援は確かに直接的な支援になるかもしれませんが、それはクラウドファンディングの本質ではないと思います。あくまでも支援というプランがあり、その結果得られるものがリターン(今回の場合は物が来る)となるはずです。逆に「物が来るから支援する」と逆になってしまったらただの販売であり、意味をなさないのです。