秋の風物詩、フランス産ワインの新酒「ボジョレ・ヌーボー」が、19日午前0時に解禁された。千葉・習志野市のスーパーで行われたイベントは、感染対策に留意したものになった。
声を出さずに指を折ってカウントダウンを行い、ハンドベルやクラッカーでボジョレ・ヌーボーの解禁を祝った。参加者は、「待ってる人がいるので、みんなで楽しく飲みます!」と話した。
予約は2019年の1.2倍になっていて、自宅で過ごす時間が増えていることなどが要因としている。サントリーの解禁イベントは、オンラインでの開催となった。
サントリーワインインターナショナル・宮下敏社長「ヌーボーという、季節のお祝いのようなものを飲んでいただくことで、やっぱりワインっていいよね、食事と合うよねと、皆さんに感じていただけると」
サントリーによると、2020年は降水量が少なく暑い日が続いたことから、完熟した果実の香りがあふれる芳醇な味わいがするという。