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【隠ぺい体制からの脱出】静岡市、クラスター店名を原則公表へ 市民不安払拭で、誹謗中傷対策も

 静岡市の田辺信宏市長は4日、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した飲食店などの店名について原則、公表する考えを明らかにした。これまで国や静岡県の基準に基づき、利用者が把握できていれば非公表としていた。しかし、最近の感染者急増で増幅する市民の不安を払拭するため、店舗の事情に配慮しながら、理解を得た上で公表に踏み切る必要があると判断した。

 田辺氏は記者団に「これまで店名公表は(当該店舗の)同意が必須で、慎重だった。これからは市民の不安を払拭するため、公表基準を厳格化して公表したい」と述べた。公表基準は7日に発表する総合的な感染防止策に盛り込む方針。加えて、公表による店側に対する誹謗(ひぼう)中傷対策、公表後の店舗経営への対応策も打ち出す見通しだ。

 田辺氏は4日、市内の飲食店関連業界の4団体を訪れ、店名公表について協力を求めた。県飲食業生活衛生同業組合静岡支部では、組合関係者が「影響が大きい。感染防止策を講じているにもかかわらず、利用客が持ち込んだことでクラスターが発生し公表されるのは納得できない。被害者なのに加害者扱いされる」と訴えた。田辺氏は「ケース・バイ・ケースで対応する」と応じた。

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