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【迷信を科学で解明】お盆に海水浴に行くと、霊界に連れていかれる…?

今年の夏はいつもと違うかも。そんなことを思いながら、お盆に海水浴はダメだという迷信を聞いたことはありませんか?

呪怨 (ビデオオリジナル版)

 

少し考えれば、お盆という霊に最も近い時期に「海というさらわれる場所」は相性が悪いというのは迷信として成り立っているのがわかります。しかし本当にダメなのでしょうか…?

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科学的根拠:土用波(どようなみ)

第9話「荒波の恐怖」

土用波と言うのは聞きなれない言葉ではあるが、実はこの「お盆の時期」と言うのは台風の時期に関係するようなのである。日本を直撃するというよりは、日本の遠洋に存在する台風が、大波を巻き上げて人を襲うという感覚らしい。通常の波と違って海に引きづりこまれる感覚になるので本当に死者が増える波のようだ。

 

夏の土用の時期にこのような波が来ることは、古くから漁師の間などで知られていた。近代気象学の発達に伴い、これは遠洋に存在する台風の影響であることが分かった。台風に伴って南方で発生した波浪は、うねりとなって周辺海域に伝わる。波頭が丸く波長が長いうねりは、減衰しにくいという特徴をもっており、遠く沖縄にある台風のうねりが約1500km離れた静岡・遠州灘沿岸や千葉・九十九里浜まで伝わることがある。このように長距離伝播したうねりは振幅が小さくなって高さもそれほど高くないが、稀に複数の波が重なって大きな振幅になる場合がある。このような、通常の2~3倍の高さをもつ波は千波に一波程の割合で現れるといわれ、これが沿岸で突然の大波となって襲う。土用波の最盛期は、現在では海水浴のピーク[3]に当たるうえ、大潮とも重なるため、この時期に遠洋に台風がある際には十分な注意が必要である。土用波 - Wikipedia

 

科学的根拠:離岸流(りがんりゅう)

土用波の影響により、強く岸に波が叩きつけられる。その結果、岸を離れるときに異常な引き潮が発生する。つまり誰かに足を掴まれている感覚、何かに引きづりこまれる感覚を伴う。これが霊の正体だ。

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一般に、海岸から離れた海域では比較的一様な流れである沿岸流が存在する。だが、海岸に近い海域では海水は循環しており、沖合から海岸に向かう「向岸流」、海岸に沿って流れる「並岸流」、海岸から離れ沖合に向かう「離岸流」が、一つの循環系を形成している。これらの海浜流の発生は、その海岸の地形(海岸に川が流れ込んでいる場合など)だけでなく、風向、風速などの気象、並びに潮流、潮汐などの海象が大きく影響を与え、様々に変化して発生する。離岸流 - Wikipedia

 

他にも諸説ある

クラゲの大量発生時期に重なるとか、昼と夜の寒暖の差が激しいために水温が下がる時期とか様々な憶測があるが、実際問題に死亡事故まで起きているのは「離岸流」なのである。ここから読み解けば、離岸流はなぜ起きるのかと言うと「土用波」であり解決に至る。ちなみに膝ぐらいまでの浅瀬であっても、この離岸流に巻き込まれると沖まで持っていかれるので注意してほしい。