電動モビリティーを製造販売する「KINTONE」(茨城県常総市)は13日、公道を走ることを可能とした電動キックボード「Kintone α GO」がブレーキに関する基準を満たしていなかったとして、自主回収していると国土交通省に報告した。対象は2019年10~11月にクラウドファンディングで予約販売した698台。
国交省によると、電動キックボードは原動機付き自転車の保安基準を満たせば、ナンバープレートを付けて公道を走行できる。自主回収となったボードは、電源が入っていないときにブレーキが利かない構造で、基準を満たしていなかった。ユーザーからの報告で判明した。