国内では29日、新たに1345人の新型コロナウイルス感染者が確認された。月曜日は検査数の関係で比較的少ない傾向が見られるが、7週ぶりに1000人を超えた。
月曜日に発表される新規感染者数は、2月8日に1215人だったが、同15日(965人)に1000人を下回った。3月8日に600人まで減った後、同15日に695人、同22日に816人と右肩上がりに増えている。
特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」の適用が現実味を帯びる大阪府では、213人の陽性が判明した。月曜日に200人以上の新規感染者が確認されるのは1月25日以来となる。
今月中旬から感染拡大が続く宮城県は80人で、7日ぶりに100人を下回った。ただ、前週月曜日(42人)の2倍近くで、予断を許さない状況が続く。
東京都は新たに234人の感染が確認されたと発表した。月曜日の新規感染者が200人を上回るのは2月15日(266人)以来、約1カ月半ぶり。直近1週間平均は357.7人で、対前週比118.1%となった。
厚生労働省によると、全国の重症者は前日から1人増えて342人。死者は東京都で12人など計29人に上った。