音声認識だけで書く誤字雑事ログ

なるべくキーボードを利用せずに自分の言葉で伝えるブログ

春のイライラ、だる重、不眠…は「肝」の不調が原因だった。回避する方法は!?

春は「肝」の不調を感じやすい季節

[アツギ] タンクトップ クリアビューティアクティブ ヨガハーフトップ付タンクトップ レディース 47017CS ブラック M

東洋医学の陰陽五行では、特に春は「肝」の不調「肝気鬱結」「肝血虚」をもたらす、とします。寒い冬の間、滞っていた気の循環が、春に一気に盛んになり、自律神経の過剰反応を起こし、肝気鬱結=肝気の停滞、肝血虚=肝血が不足となりやすい、と考えます。

中医学的「肝」の働きは、「蔵血」(血液の貯蔵、血量調節)、や「疏泄作用」(全体の気の調整)です。「怒りは肝の志」、「肝の変調は目にあらわれる」「肝は筋をつかさどる」「肝の変調は爪にあらわれる」などの言葉があります。

不調になると、精神抑うつ、イライラ、怒りっぽい、感情の起伏が激しく、胸苦しさ、気づまり、消化不良、口が苦い、黄疸、目のカスミ、目のしょぼしょぼ感、目の異物感、不眠、めまい、耳鳴り、下肢のだるさ、筋力の低下、月経不調、下痢、腹痛などの症状となって現れます。

気の巡りが良くなると、「将軍の官」である「肝気」が外敵(病邪)をしっかり防ぎ、そのための思考思索をめぐらすことができ(肝は思惟(深く考えること)の中枢)、疲労やストレスから身を守ることができます。

一番の肝の養生は「ストレスを避け、ゆったりと過ごすこと」。自分を労り、やさしく、陰ヨガポーズをして、リラックスしていきましょう。

\ 家でできるヨガ体験 /

 

肝経ケアの代表ポーズ「フロッグ(カエルの足)のポーズ」

股関節が固く感じたり、内ももがひきつれている気がしたなら肝気が停滞しているかもしれません。フロッグ(カエルの足)のポーズで開脚をして、気の循環を促し、軽やかな気分の春を迎えましょう。

陰ヨガでは、中医学の「経絡」という「気の流れる川」を整えていくようにポーズを行いますが、筋腱経絡理論では大腿内側の内転筋群に、肝の経絡ラインがあるとします。微量の電気エネルギーのチャンネルです。筋膜理論ではディープフロントライン(身体の中心深くを走っているインナーマッスルである筋膜のつながり)に当たります。したがって、大腿内側の「内転筋群」をターゲットにじっくりとストレッチしましょう。開脚が苦手な方は中でも「恥骨筋」が硬い場合が多いので、この筋膜をのばすと、開脚もしやすくなります。