スライダーバーガーとは
「スライダー」という料理をご存知だろうか。その名前から推察することは難しいが、簡単に言えばハンバーガーのミニチュア版だ。重さは通常のハンバーガーの3分の1程度。直径7cmほどのバンズを使っており、「喉を滑り落ちていく（スライドする）ほど小さい」ことから、その名前がついたと言われている。ハンバーガーの本場アメリカで誕生し、日本でも2014年あたりからジワジワと広まりつつある。最近では、首都圏を中心にしたレストランでの期間限定販売や、六本木ヒルズで開催されたバーガーグランプリへのエントリーなど、目にする機会も増えてきた。
SOLO Burger Stand Cafe
道の駅笠岡ベイファーム（笠岡市カブト南町）に、アメリカ発祥のミニハンバーガー「スライダーバーガー」を提供するキッチンカーが登場し、注目を集めている。
キッチンカーは、同市の中山晴美さん（２５）、唐下（とうげ）亜由美さん（２２）姉妹が、昨年１０月にオープンさせた。２人ともオートバイ好きで、ツーリング客が多い同駅をさらに盛り上げ「二輪の聖地」にしたいとの思いから出店先に選んだ。
店名は「ＳＯＬＯ Ｂｕｒｇｅｒｓｔａｎｄ＆ｃａｆｅ」。バーガーは直径約７センチ。パティは、牛と豚の合いびき肉の配合を工夫してうま味を引き出し、ほんのり甘いバンズで挟んだ。牛肉やレタスは笠岡産。味付けはテリヤキやチリなどから選べ、カップに入れて提供する。
一番人気のスライダーバーガーダブルは７５０円。中山さんは「味はもちろん、見た目のかわいらしさにもこだわった。道の駅周辺の風景を楽しみながら味わって」と話す。
午前１０時半～午後３時４０分。休みは不定期のため、同店のインスタグラムで公表している。
