(ブルームバーグ): 米ゲームストップの株価は5日の米株式市場で急反発したが、週間ベースでは80%安と上場来の大幅安となった。株式時価総額にして182億ドル(約1兆9200億円)が吹き飛んだ。
個人投資家に株式取引プラットフォームを提供する米ロビンフッド・マーケッツがゲームストップの株式購入制限を解除したことから、同社株価は5日、前日比19%高の63.77ドルで終了。先週つけた取引中最高値の483ドルを大幅に下回る。
同じくロビンフッドが株式購入制限を解除したAMCエンターテインメント・ホールディングスも、取引序盤に急反発したものの、失速して小幅安。週間ベースでは48%安と、やはりこれまでで最大の下げを記録した。
その他、オンライン掲示板「レディット」で話題の銘柄は高安まちまち。オーストラリアのアパレル企業ネイキッド・ブランド・グループや米アパレル小売りのエクスプレスは下落。ペット向け医薬品メーカーのゾメディカは27%高で終えた。