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炎上は大丈夫!?商店街の魅力、子供らがSNSで発信

 小学生や高校生が商店街の広報担当を務める「SNS子ども広報体験」が、大阪市生野区の生野本通中央商店街で始まった。新型コロナウイルスの影響で人出が少なくなった商店街に、にぎわいを取り戻すのが狙い。子供たちが取材した動画は12月末までに、SNS(会員制交流サイト)で配信される予定だ。

 店主の高齢化や後継者不足など商店街を取り巻く状況は厳しい。これまでも同商店街では「子どもお店バトル」や「子ども物産展」など、若い世代と力を合わせて商店街の活性化に取り組んできた。

 今回の広報体験も、次世代を担う子供たちが商店街の魅力をアピールすることで、コロナ禍で足の遠のいたお客さんにも、安心して買い物に来てもらおうと企画された。

 広報を担当するのは、地元にゆかりのある小学生やプール学院高校放送部の生徒たち。店頭で店主に話を聞いたり動画にナレーションを入れたりと、面白く見てもらえるよう工夫した。

 “取材”のため昭和27年創業の菓子店「福助堂」を訪問した柏原市の小学5年生、上田誉(ほ)子(こ)さんは、品ぞろえ豊富な店内を動画に収めた。「最初は緊張したけど、お店のことがいろいろわかって面白かった」と話した。

 約20店を動画に収め、12月末までに同商店街の公式サイトにアップする予定。同商店街振興組合の進藤成一理事長(70)は「若い人たちの力が商店街を盛り上げる原動力になれば」と期待している。