Yahoo!Japanが独自に調べた結果で、Go To イートキャンペーンを使いたくない人が51%になりました。どちらでもない人(11.4%)を加えると、62.4%が批判の形となります。
使いたい人は37.5%
少数派の人となってしまった賛成派の声は非常に小さいものとなりました。今回はGoToトラベルの様々な問題点があった中、それを解決せずに発布の意向を示しているために、非常に厄介です。本当にこの方法で活性化するのかは謎となりました。
そもそもGoToイートってなに?
「Go To Eatキャンペーンとは」、ポイント還元やプレミアム付き食事券の発行を支援することで、感染予防対策に取り組む飲食店の需要を喚起し、同時に食材を供給する農林漁業者を支援するキャンペーンです。
実施時期は、9月中にも感染地域の比較的少ない地域から、プレミアム付き食事券の発行を順次実施する予定です。
プレミアム付き食事券には問題点が…。
実はこのプレミアム付き食事券は施行をしている都道府県が限定的です。市または県の施策としてやっている事が前提なので47都道府県の中、33都道府県しか施行していないために残りの県では利用することができません。当然、県が発行しているものですから県を跨いだ利用はできないのです。しかし残りの県はどうやって還元するのでしょうか…。
オンライン予約サイトを利用せよ
またまた非常に厄介です。オンライン予約サイトで予約・来店した方へ、次回に使える1人最大1,000円分のポイントを付与する意向なのですが、まだこの事業選定が終わっていなかったり、単純な「ぐるなび」とかになった場合は、名指しで資金投入する運びになるだけなので、儲かるのはこの選定企業だけ。1000Pも選定業者が丸儲けになり、一般人は全くの恩恵を貰えません。むしろ私たち一般人がもらえたとしても、事業継続を願うために始まったキャンペーンなのに、レストランなどは全くお金を貰えない形になります。
よくよく考えれば意味あるのかな…。
プレミアム付き食事券にしろ、オンライン予約サイトにしろ、確かに行くきっかけにはなるかもしれませんが、行きたくないはずの現状においてやっぱり矛盾している施策を出していると思うのが普通でしょう。確かに賛成派の37.5%が少数派になる理由もうなづけます。