新型コロナウィルスの影響で、宅配サービスが活発になったのはご存じの通り。街にはウーバーイーツの宅配員がせっせと働く中、買い物自粛の流れが広まり宅配サービスは地位を獲得していく。
生協の宅配サービスがある
生協宅配利用者に、新型コロナウイルス感染拡大前と比べ活用状況の変化について聞いたところ、利用金額は「増えた」が53.8%、「変わらない」が37.9%
上記のように生協の宅配の利用金額は当然のごとく増えているのが現状。しかも直近のデータであり信ぴょう性は高そう。
調達力の高さと割引率の高さが魅力
生協の宅配の活用法では、「購入を増やし買い物のための外出を控えた」が45.0%、「マスクなど品薄なものでも念のため注文した」が39.3%
同サイトにて上記のような記述もある。この当時マスクは品薄だったが、調達力の高さから購入できる状況であったと考えられる。そして子育て支援体制は盤石であり、強みの一つである。
AmazonパントリーとAmazonフレッシュ
そんな中、宅配最大手のAmazonに流れる人がいたかと言うとあまり芳しくなかった様子。確かにずっと続けているサービスのはずの、Amazonパントリー(日常品)と、Amazonフレッシュ(生鮮食品)に関しては強みを生かし切れていない可能性もある。ただAmazonPrime会員であれば、自動的に子育て支援割引(ベビーレジストリ)に対応している等、プライム用のコンテンツとしてフレッシュやパントリーを見るならば使っていないのは会員のせいであり、利用がなかっただけと考えられる。それにしてもマーケティングはあまりうまくなさそうだ。
Amazonは利用できる場所が限定的対して生協は全国可能
違いはこの「地域差」が大きいのではないかと考えられる。また手数料などにも違いがあり、Amazonフレッシュなどは4000円以上の買い物をしないと送料が高かったり、パントリーに関してはまとめて購入を行うサービスなので非常に使いづらい。結果的に生協が選ばれるのは分かる気がする。
生協の宅配サービスは思ったより柔軟
最近では置き配をAmazonでは導入したが、それ以前にも生協の宅配では、不在時のサービスとしてセーフティカバーや鍵付きベルトなどを採用している。そしてお届け割引も充実しているので非常に使いやすい。ネット民が欲しがるものが、すべてそろっていると考えるならば素晴らしいの一言でしかない。