マスク着用が続き肌熱い日々が続いている現在。少しでも涼しい夏を過ごしたいという願いから「ハッカ油」が人気を集めています。すでに例年の15倍の売上げを記録しているメーカーもあり、品切れが観測されています。
ハッカとは
シソ科の多年草。日本全国から東アジアに広く分布し、湿った原野などに生える。全草に芳香があり、はっか脳やはっか油をとるために栽培もされる。茎は高さ30~60センチメートル、断面は四角形。葉は対生し、長楕円(ちょうだえん)形で長さ2~6センチメートル、鋸歯(きょし)がある。夏から秋、茎上部の葉腋(ようえき)に多数の小花が固まってつく。花は淡紫色、花冠は唇形で約5ミリメートル、先は4裂する。雄しべは4本、雌しべの柱頭は2裂する。葉には乾葉重量の1%内外の精油が含まれ、主成分はメントールmentholで、ほかにメントンmenthoneなどを含む。
増殖は地下茎により、北海道では晩秋、暖地では12月に定植する。収穫は北海道では開花直前の9月上・中旬に刈り取るが、暖地では6月、8月、10月の年3回刈りが普通である。収穫した茎葉は陰干しして乾燥させてから水蒸気蒸留して黄緑色の取卸油(とりおろしゆ)をとる。これを冷却法により精製すると無色針状結晶のはっか脳と、透明なはっか油が得られる。
ハッカ類にはヨーロッパ種としてペパーミントM. piperita L.やスペアミントM. spicata L.などがあり、世界の温帯各地、主としてヨーロッパ、アメリカで栽培されている。ペパーミントはセイヨウハッカともいい、全株無毛で、花は枝の先端に集まり穂状につく。スペアミントはミドリハッカまたはオランダハッカともいい、葉柄が極端に短い。ペパーミントよりも株は小形で花穂は細長い。
東洋種のハッカはこれらヨーロッパ種と比べると、はっか脳含量が多く、メントール原料用としてはよいが、同時にメントン含量も多いので油の香りが劣り、苦味もあり、香料としての品質は劣る。[星川清親]
つまりミントの一種ですーっとするメントール配合
びっくりしたのはシソ科と言うことでしたが、基本覚えておくべきはメントールのすーっとした成分が多く存在をしていて、涼しい成分としては最適と言うことでしょうね。
今年この商品がめちゃくちゃ売れている
実はこのハッカ油の売上げは夏の気候に左右されています。2年ぐらい前の猛暑だった時にも同様の「売上げxx倍」みたいなのがニュースになったぐらいです。それくらい人気なのですが、なぜ暑いと売れるのかは下記の通り
- 涼しい成分で体感温度を劇的に下げてくれる
- ハッカ特有のにおいで虫などを寄せ付けない
この2点により劇的に売れているのです。なぜって?詳しく説明していきましょう。
涼しい成分で体感温度を劇的に下げてくれる
理由は単純で「マスクによる体感温度上昇が不快だから」に他なりません。今年は例年程度の暑さで、暑いわけでもなくむしろ雨があり涼しい日もあるぐらいです。しかし体感温度はマスクにより上昇。これを食い止めるために売上15倍と言っても過言ではありません。
マスクに1プッシュで1日涼しい
あまりつけすぎてはいけません。朝出勤するときにでもマスクに1プッシュ。できれば口と鼻の周辺を避けてあげればいいと思います。涼しいのが好きな人は花の周辺が理想的だと思いますが…。これだけで少なくとも4時間は涼しいはずです!!
お風呂に2・3滴で劇的に涼しい
暑すぎて寝れないという人はお風呂に少量垂らしてみましょう。快適な状態で寝れるとともに、夜のエアコン代は明らかに軽減することができます。
ベッドにスプレーすると寝苦しい夜が解消
これも同様です。暑すぎて寝れない夜もベッドに1プッシュしてあげれば体感温度は劇的に下がるのです。夜のエアコン代は明らかに軽減するでしょう。
ハッカ特有のにおいで虫などを寄せ付けない
この原因を担っているのは「ゆるキャン△」です。自粛などもあり、みんなのキャンプ熱は留まるところを知りません。少しでも外に出たい気持ちが大きいのです。キャンプに出かけるときには当然エアコンなどはありませんから涼しくしたい。そして虫刺されは絶対に嫌だ。この2点を解決するグッズがハッカ油なのです。
1,000円~2,000円で快適を手に入れられる最強グッズ
コスパとしては最強クラスのこの製品。少なくとも今年は導入を検討してみてはいかがでしょうか?